初の体調不良でした
ついこないだ開院4周年を迎えたばかりなのですが、ついにというか、ようやくというか、体調不良による休診をしなければいけない状態になってしまいました。
4月12日水曜日の診療後、家に帰った後やけに体が重かったのを覚えています。翌日13日木曜日の朝、のどがものすごく痛くなり体温が38度まであがりました。咳は全くありませんでした。
解熱剤を飲んだらそこそこ動けるようになりましたが、本調子とは程遠い状態です。木曜日を丸一日休診にしといてよかったです。とりあえずコロナの抗原検査を行いましたが陰性でした。
いずれにしても14日の金曜日は勤務できそうにありません。休診にすればいいわけですが、それはそれで予約のキャンセルの連絡をするのもかなり大変です。MRIやリハビリの予約だけで200人近くの患者さんがいらっしゃいますので(一人理学療法士が体調不良で休むだけでも電話連絡に結構時間がかかります)、キャンセルの電話だけで半日ぐらいはかかりそうです。こういうことを想定して5月1日からキャンセル時の連絡方法をライン公式と登録メールアドレスだけにするように動いていましたが、まさか直前で現実のものになるとは思いもよりませんでした(ということでメールアドレスの登録をお願いしますm(_ _)m )。
法律上は医者が(どんな健康状態であれ)院内にいればクリニックは開けれるので「院長は院長室に閉じこもってリハビリだけ行う。どうしても診察が必要であればiPad使ってリモートで診察する」という案も出ましたが、「そこまでせんでいいから休めば?」とスタッフから言われたので却下となりました。せっかく来院されても「院長が奥で死んだ顔している」と思いながらリハビリ受けるのもなんだかなと思います。
幸い代診をしてくださる先生がすぐに見つかり、休診にせずにすみました。ほんとによかったです。
思えば小さい頃は風邪ばかりひいていました
今でこそほとんど病気をしませんが小学生の時はほんとによく風邪をひいていました。
熱が出るのは決まって土曜日の夜で小児科も閉まっている時間なのですが、夜10時ぐらいに小児科に電話して、タクシーに乗って診察に行っていました。しーんと静まり返った寒い診察室でガタガタと震えながら毛布にくるまって、待合室の棚に置かれた水飲み鳥(知ってます?)が動いているのをぼーっとした頭で眺めていたのを覚えています。
今のように検査キットが無い時代でしたから、何のウイルスやら細菌やらにかかっていたのかはわかりません。母親に言わせると1か月に1回は発熱していたそうです。
研修医1年目が最もひどかった
一番ひどかったのは研修一年目の冬です。私の研修した病院は福岡でも有数の救急病院でした。24時間オンコール、週に2回の当直が当然のようになっており、当然当直明けの休みもありませんでした。
冬場のインフルエンザの流行がピークの時期になると、一晩で100人近い患者さんを診察しなければなりませんでした。当然ありとあらゆる感染症をうつされますが、休むわけにはいけません。
当直>翌日勤務>家に帰ると37度の熱>翌日には少し下がる>また当直
の繰り返しでした。
研修医2年目になると状況が変わります
研修2年目の冬は状況が全く変わります。当直の頻度や忙しさは全く変わりませんが、当直明けの発熱が全くなくなりました。
ちょっと倦怠感はあったかもしれません。ずっとハードワークなので何が体調が良いか悪いかよくわからなかったのもありますがよく覚えていません。
1年目にありとあらゆる風邪をもらいまくったので、体にありとあらゆる免疫ができてしまったんでしょう。それ以降、体調不良で仕事を休んだことは数えるぐらいしかありません(そのうちの1回は牡蠣にあたったとき)。
土曜日からは元気でした
結局14日のお昼ごろには平熱に戻り、15日土曜日の朝起きたときにはのどの痛みもなくなり「いや、これ、普通に診察できるだろ」といった状態になりました。
そうはいってもせっかく代診の先生にも来ていただいてますので、家でのんびり過ごさせていただきました。
普段やり残している仕事をやったり、雀魂したり、ちょうど2週間前から仕込んでいたパンチェッタ使ってアマトリチャーナを作ったりして、久しぶりにゆっくりとした時間を満喫させていただきました。
・・・ほんとはいろいろと勉強したり、ホームページの疾患の項目を充実させようと思っていたのですが、結局手付かずでした。
16日日曜日にはクリニックに行って、書類の整理したり、カルテチェックをしたりしたりして過ごしました。
ほんとは黄砂で黄色くなった車の洗車をしたかったのですが、あいにくの天気でとりやめになりました。
あ、コロナの抗体検査をしましたが陰性でした。17日から通常診療に戻ります。
診療休止中ご迷惑をおかけしましてもうしわけありませんでした。
今後とも体調管理に気を付けてまいります。今後ともよろしくお願いします。