メディカルダイエットコンシェエルジュ始めます

ダイエットコンシェルジュ_830×510_2

腰痛や下肢の痛みがある場合、体重のコントロールはかかせません。
膝や股関節、腰は体を支えるために日々頑張っています。頑張ってはいるのですが、何事にも限界があります。体重が重ければ重いほど膝、股関節は悲鳴をあげどんどんと変形が進んでしまいます。体重を支えることができるだけの筋力をトレーニングでつけれれば良いのでしょうが限界があります。
「今はそんなに困っていないから」といって問題を先延ばしにしていると、関節や骨の変形はどんどん進みます。変形が進んでから頑張ろうと思ってもどんどん難しくなっていきます。

体重(正確には体脂肪)を減らすのは、お金を貯めるのとちょうど反対のことをしていけばいいのです。
お金を貯めようとするときに、どのくらい収入があるのか、どのくらいの支出があるのかをまず調べますよね?体重を管理するのためには消費したカロリー、摂取したカロリーを知ることから始めましょう。

基礎代謝や消費カロリーは「身長」「体重」「年齢」「性別」「活動レベル」「運動量」などを元に算出します。
最近はヘルスケアのアプリなどもあり、上記の値を入力するだけで大体の値が簡単に出せるようになってきました。
計算してみたらわかるのですが、歩いたり走ったり、自転車を来いだりする「有酸素運動」はあまり効率のよいカロリー消費であるとは限りません。
例えば70代60kgの女性がご飯茶碗1杯のご飯の分のカロリーを消費しようと思えば76分歩かなければなりません。50代80kgの男性であれば42分です。
当院に通院中の膝や腰が良くないみなさんにとっては、つらいことだと思います。
有酸素運動ではなく筋力トレーニングより基礎代謝をあげればもっと短い時間の有酸素運動でもそれなりの効果が得られるわけですが、いずれにしても痛い思いをしてまで無理をするのは本末転倒です。

となります。
とは言ってもむやみやたらと摂取カロリーを減らしてしまうと、生命維持に必要なカロリーや栄養素を産生するために大事な筋肉を分解してしまいますので最低限必要なカロリーや栄養分を摂取する必要があります。

最近はカロリー管理をしてくれるアプリも出ています。なかにはAIを使ってカロリーを計算してくれるアプリも出ていますが、まだまだ正確とは言えません。
当院のプログラムでは参加者が食べた食事を写真に撮ってラインで送るだけです(食べる前に撮ってください!)。当院の管理栄養士が翌日に(休診日の場合は翌々日)接種したカロリーなどの情報を返信します。また、食事内容についてのアドバイスも行います。

ダイエットコンシェルジュ比較

ベーシックスタンダードプレミア
ミーティング
ダイエットプラン提示
総カロリー量
PFCバランス
ダイエットアドバイス
PFCバランス=摂取カロリー中のタンパク質、脂肪、炭水化物の割合

どのプランでも最初にダイエットの目的、目標などの聞き取りを行います。その後目標達成にむけてのプラン提示があります。

接種した総カロリー量を毎日お伝えします。

接種した総カロリー量に加えてエネルギー源のうちわけ(タンパク質、脂質、炭水化物=PFCバランス)をお伝えします。
トレーニングを続けながら効率よく体重のコントロールを行いたいと考えられているかたにおすすめです。PFCバランスを考慮した食事管理をおこなうと、減量だけでなく筋肉量アップ、体脂肪率を下げることも容易になります。
いくらカロリーを抑えているとは言っても、筋肉の維持や合成に必要なタンパク質が十分に接種できていないと体内の貴重な筋肉を使って必要なエネルギーを得ようとします。
脂肪はある程度の摂取は必要ですが、多く摂りすぎるとそのまま体内の脂肪組織に取り込まれてしまいます。
炭水化物はエネルギー変換がしやすく、基礎代謝を維持するのに必要です。
体脂肪率を下げたいひとが、脂肪の多い食事をとっていてはダメなのは簡単にご理解いただけると思います。

総カロリー量、PFCバランスに加え食事、料理のアドバイスを行います。
例えば前日の食事内容のうち、どの食材を変更すれば理想的なカロリー量になるのか、PFCバランスを考えた食事をとるアドバイスなどを行います。
同じ脂質を摂取するにしてもさらに具体的な脂質の種類等についての解説も行います。アクティビティの高い人に向けてのプランです。

ダイエットコンシェルジュ料金表(税込)

ベーシックスタンダードプレミア
1ヶ月(4週間)22,000円29,700円36,300円
3ヶ月(12週間)49,500円66,000円82,500円
1週間お試し3,300円4,400円

「どのような内容かちょっと試してみたい」という人向けのお試しプランも用意しています(ミーティング、プラン提示はありません)。

肥満症は膝や腰の痛みの原因だけでなく、高血圧や糖尿病などの内科疾患の原因でもあります。
「がんばっているけど痩せれない」「一度痩せてもすぐに戻ってしまう」外来でよく聞く言葉ですが、ではどのように「がんばっているのか?」を聞いても全く見当違いの答えしか帰ってきません。
とは言ってもカロリー計算や栄養素計算はツールなどを用いたとしても確かに面倒なものです。
メディカルダイエットコンシェルジュに参加しながら、できればご自身でカロリー計算を行っていただきご自身の栄養管理における知識をどんどんとつけていただければと考えています。毎日カロリー計算のクイズを解いて、翌日答え合わせしていくトレーニングとして活用いただけるのが我々としての理想です。

「体重を減らす」と言っても本当に減らしたいのは「体脂肪」です。カロリー制限を行うとどうしても筋肉も減っていってしまいます。筋肉量を維持したまま体脂肪だけ落とすためには適度なトレーニングが必要ですが、現時点での当院の施設では行うことができません。
現在リハビリ室の拡張工事をしていますが、そのようなトレーニングができる施設を併設する予定としています。準備が整い次第ご案内できればと考えています。

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