2022年12月11日(日)広島県クラブバスケットボール冬季大会(15歳以下および14歳以下)が、広島市中区にある広島グリーンアリーナで開催されました。当院がサポートをしている福山市のクラブチーム、VERTEX(ヴェルテクス)から男子2チーム、女子2チームの合計4チームが参加しました。
当院から理学療法士、トレーナー計3名が参加し、怪我の応急処置などにあたりました。
今回の大会はコロナウイルス感染拡大の影響で登録選手が少なく、一人当たりの出場時間が今までの大会より長くなりました。そのため選手にとっては1日を通しての体力との戦いの面もあり厳しい大会となりました。
私たちは大会当日、怪我をした選手の対応を行いました。試合のなかで衝突したり転倒した選手を観察し、続けて試合に参加しても問題ないか皆で話し合いました。幸い軽い打撲程度の怪我が多く大事にはいたりませんでした。必要に応じて固定やアイシングを行いました。
ヴェルテクスでは怪我の予防のトレーニングに取り組んでいます。一度大きな怪我をしてしまうとチームから長期間離脱しなければならず、選手は精神的にも辛い思いをしなければなりません。日頃からのストレッチや筋力トレーニングなどによる身体の調整が、怪我の予防にとって大切になります。今回の大会はつね日ごろの怪我を予防するトレーニングの成果が出たと強く感じました。
今後の練習や大会では、選手が1日を通して問題なくバスケットボールに取り組んでいけるように、日頃からの運動指導をより徹底していこうと思います。
PT高橋