Meiji Seikaファルマ社から発売されている世界初のレプリコンワクチンです
従来の新型コロナウイルス感染症に対するワクチンはmRNAワクチンでしたが、このMeiji Seikaファルマ社から発売されたワクチンはRNAを複製する酵素(レプリカーゼ)を利用したワクチンです。そのためレプリコンワクチンと言われています。
従来のmRNAワクチンと違い少ない投与量で、中和抗体量が長期間持続することが期待されています。徐々に治験データが出てきていますが、従来のmRNAワクチンが半年に1回の投与が必要であったのに対し、約1年間感染予防、重症化予防効果が持続することが期待されます。
mRNAワクチンの欠点としては副反応が人によっては高いことがありますが、コスタイべは副反応も少ないようです(副反応の頻度に関してはまだはっきりとしたデータは出ていません)。
コスタイベの欠点
薬剤は16人分のバイアル(瓶)に入っており、溶解液で溶かした後は6時間以内に接種しないといけません。16人に6時間以内に接種しないと残りは破棄になります。が、当然破棄した分は医療機関の負担になります。そのため人数が揃わないとなかなか当院のような小さなクリニックでは運用が難しいです。
日時、条件を決めて行います
色々と制約が多いワクチンなのですが、メリットも十分にあると考えますので以下の条件で接種を行いたいと思います。
日時:令和6年12月21日 午前診察中(9:30-13:00)
価格:任意接種の場合 12,100円(定期接種対象者は2,100円)
予約方法:受付のみ(電話での予約はできません)
注意事項
窓口で予約時に接種費用をお支払いいただきます。直前での急なキャンセル、体調不良など個人的な都合により接種できない場合は代金はお返ししません。
定期接種対象者のかたも一旦12,100円支払っていただきます。公費負担分は接種後にお返しします。
予約人数が定員に達しなかった場合は事前に通達(約1週間前)します。その場合の選択肢は2つあります。
1.予約はそのままとし、ファイザー社製ワクチンを接種する。
2.予約をキャンセルし接種費用もお返しする(窓口での返金になります)。